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(2009/03/18)

ドラマー平井景・2009年3月通信

毎月自分で書いて配信しているメールマガジン「平井景通信」を再編集して、ここに載せておくことにしました。

ライブの詳細に関しましては、「スケジュール」のコーナーの最後にある「以前のスケジュール」なども参照してください。


(2009年3月中旬に配信)

 三寒四温。

 少しずつ春の息吹を感じる機会が増えてきました。
 カラダもココロも徐々に活発になってきます。


 前回のメルマガから一ヵ月半が経ちましたが、
 とても充実した日々でした。

 その様子の一部も以下にレポートしていきたいと思います。

目次
【1】近況報告
【2】『平井景スペシャル』ライブ・レポート
【3】“秀景満”ライブ・レポート  
【4】その他の参加ライブ・レポート

【1】 近況報告

 2009年2月に、読売新聞の「ヨリモ」というサイトに
 私のインタビュー記事が掲載されましたが、
 サイトもリニューアル、ライブ報告も加筆されました。
 
 「ヨリモ」→“エンタメ・音楽”→
 「平井景スペシャル」のスペシャルなライブ
 
 ※無料会員登録をしてログインをすれば見られます。


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 石川県金沢の加賀象嵌作家・炭谷加葉さんが、
 平井オリジナル曲からインスパイアーされた作品
  『象嵌小箱"I'm in the street"』を発表されました。

 昨年末、“秀景満”の金沢でのライブでこの曲を聴いている間に、
 いきなり作品のイメージが広がったとのことです。
 
 自分が産んだ作品が、また別の作品を生み出すきっかけとなったことは
 表現者として大きな喜びです。


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 現在、作曲と音源制作の依頼もいくつか頂いているので、
 その打ち合わせやイメージ作り、準備にも追われています。
 近いうちに、CSテレビ番組などで流れる予定です。

 またいろんな近況は、メルマガやサイトにてお知らせしていきますね。

【2】 『平井景スペシャル』ライブ・レポート

『平井景スペシャル  〜Something Jazzy Vol.10〜』 レポート
柏木広樹(Cello)、西直樹(P)、須藤満(B)、平井景(Drs)
イベント・プロデュース:島田奈央子 http://naoko-shimada.net

●2月24日「東京・乃木坂 COREDO Theater」にて

毎月恒例、「ジャズへの入り口」として大変好評のイベントに出演。
「無人島の空と海に届けたい、究極の名曲ジャズ・ナイト」
というテーマをいただき、サウンド・プロデュースを担当。

テーマに関連した話や写真などからイメージが沸き、
オープンなサウンドで新たにアレンジを書き下ろしました。
プレスリーの「Love Me Tender」、スピッツ「ロビンソン」
カーペンターズ「Close to you」など。


少しでも多くの方に聴いていただきたいとのことで
第一部、第二部を異例の入替制に。
幅広い年齢層のお客さんでいっぱいの会場は、
温かい空気に包まれました。

アカデミー賞受賞映画「おくりびと」の
チェロ指導でも話題の柏木さん、
その豊かな音色とフレーズは
聴く人の胸を直撃。

もう10年のお付き合いとなる
ベテラン・ピアニスト西直樹さんの
無限のアプローチ、
日本人離れしたグルーヴ、
珠玉の音粒には
お客さんはもちろんメンバーや
スタッフも驚嘆。

堅実かつユニークで自在なプレイで会場を沸かせたベース須藤満さん。
長年培った平井とのコンビネーションで、
「平井景ワールド」をより自由で多彩なものにしてくれました。

イベントのプロデューサー島田さんとのトークもあり、
またカメラマン宮地岩根さんのご協力で
無人島“ジープ島”の映像と演奏のコラボレーションも実現。

大いなる拍手と笑顔に溢れる、思い出深い一夜となりました。

◆プロデューサー島田奈央子さんのブログに、
ライブレポートが掲載されています。
http://naoko-shimada.net/column/index.html
(2009.3.7sat)

◆読売新聞「ヨリモ」にレポートが掲載されています。
「平井景スペシャル」のスペシャルなライブ
 ※無料会員登録をしてログインをすれば見られます。

◆西直樹ピアノトリオのライブで3/27に再び共演します。
詳しくは「スケジュール」にて。

『平井景スペシャル - TOUR2009 -』  レポート
NAOTO(Violin)、榊原大(P)、村上聖(B)、平井景(Drs)

豪華なレギュラー・メンバーによるツアーが遂に実現しました。

五日間で、のべ1000人以上のお客さんの耳に届き、
「物語を見ているようなコンサートだった」と各方面からの反響も大きく、
今後の展開を促す重要なツアーとなりました。

NAOTOくんも、榊原大さんも、村上聖にいさんも、
「音の説得力」「音の存在感」がものすごくて、
「平井景ワールド」をキラキラと輝かせてくれるのです。


●2月11日「調布 GINZ」 - 追加公演 -

実はツアーに先がけ、追加公演を行っておりました(苦笑)
ギンズは、このユニットの生まれた大事な場所でもあります。
いつもとは違うレパートリーもふんだんに取り入れ、
このメンバーの幅広い可能性を感じる日でした。


●2月28日「大阪産業大学・桐蔭中高校」にて

翌日の打ち合わせと仕込みに平井単身で会場に。
先生方や学生さん達とコミュニケーションをとり、
照明の演出には4,5時間かけてリハーサルしました。


●3月1日「大阪産業大学・多目的ホール」にて

第一部は大学院生と平井のディスカッション。

私への質問内容は・・
「Jazzの魅力」
「感性や創造性の源」
「作曲・企画・交渉やプロデュースまで、
ドラム以外の仕事まで行う
現在の活動に役立った経験」など
核心をついたもので、自分を知ってもらう意味でも有意義な時間でした。

第二部は本編のコンサート。2時間近くに及び非常に盛り上りました。

●3月2日「京都 Live Spot RAG」

'91年からホームグランドのように
節目節目で演奏させてもらっている会場で、
とにかく演奏はしやすく、打上げまで気持ちいい時間を過ごせました。
満員御礼で、リラックスした楽しいライブになりました。


●3月3日「奈良・学園前ホール」

平井の故郷・奈良、
しかも実家から徒歩圏でのコンサートということで
長年お世話になった方々にもたくさん聴いていただけて幸せでした。

ホールでのコンサートは
ライブハウスとは
また違った緊張感。

「このバンドのサウンドは、本当にホール規模が合うなぁー。」
と実感する一日でした。


●3月4日「名古屋 The Bottom Line」

唯一、チケットの売り行きが心配だった会場ですが(苦笑)
いっぱいのお客さんに迎えていただき、ほっと一安心。。
そろそろメンバーのツアーの疲れが出る頃かな、、と心配しましたが、
緊張感とリラックス加減が絶妙で、ほんとうにいい演奏になりました。
特にこちらは音響も照明もスケールが大きくて、
今後のさらなる演出のアイディアが沸いてきました。


●3月5日「東京 Blue Alley Japan」 -TOUR FINAL-

この日のチケットは数時間で完売するほど、
お客さんも楽しみにしてくれていた様子が、開演前から伝わりました。
ツアー千秋楽らしい演奏の密度と楽しいトーク。


連日同じメンバーで演奏すると、
お互いの「間合い」や「呼吸」が
一層合うようになります。

そして、バンドの「景色感」
研ぎ澄まされていきます。

音楽に対する「余裕」が生まれ、
「遊び」「ハプニング」を楽しみます。

今回もそんなことを強く感じる
千秋楽でした。


「平井景スペシャル」にお越しくださいました皆さま、
温かい拍手を本当にありがとうございました。

「大きな会場の響きや照明も、
ぴったり合うサウンドとメンバーだなぁ。。。」

って、そう実感する平井でした。

【3】 『秀景満』ライブ・レポート

『秀景満』  レポート
村井秀清(P)、平井景(Drs)、須藤満(B)

昨年は60数本のライブを敢行したピアノトリオ“秀景満”
三人の楽曲、三人のトーク、キャラクター、、、
絶妙なバランスに成り立つ三角形だと思います。
「継続は力」 「経験は宝」!!


●2月4日「お茶の水 NARU」

秀景満としては初登場のジャズの老舗。
一ヶ月ぶりのライブとあって、また新鮮な感覚が楽しい。


●2月5日「是方博邦(G) + 秀景満 〜 高円寺ジロキチ35周年記念 〜」

憧れのベテラン・ギタリスト・是方さんとの久々の共演でした。
学生時代からファンの是さんは、
ブルース〜ロック〜ジャズを貴重としたスタイルで、
カッコ良く、人間ぽく、愛すべきギタリストだと改めて実感!
本当にワクワクして楽しい時間でした。


●2月25日「横浜 Hey-JOE」

3rd.アルバムを見据えて、未収録の曲ばかりを演奏する企画。
ベース須藤さんが徹夜で書き上げた新曲も、2曲披露できました。

「緩いところ」「締めるところ」を分かり合っている三人ならではのライブ。
毎回思うんです、「いいバンドだなー」「貴重だなー」って。


◆3月下旬は“秀景満ツアー”7本あります。
スケジュール、要チェックです!!

【4】 その他の参加ライブ・レポート

『Charito』 
チャリート(Vo)、大口純一郎(P)、米木康志(B)、平井景(Drs)

●1月30日「東京 Body & Soul」

ワールドワイドに活躍するシンガー・チャリートさんとは
ずいぶん長いお付き合いになりますが、
いつ共演しても感動させられます。

メンバーと、そしてお客さんと心を通わせてライブを創っていける
数少ない本物の歌手だと、この日も思いました。
大学の大先輩でもある大口さん、初共演の米木さんとの演奏も
刺激的で感銘を受けました。

『大城蘭』
大城蘭(Vo)、平岡雄一郎(G)、宮野寛子(P)、山村隆一(B)、平井景(Drs)

●2月6日「千葉 Club Ikspiari」

なんとも癒される歌世界。
トークも和やかで、大城さんの空気感はスケールが大きい。
ジャズ〜沖縄民謡〜カントリー、、、
普段、私が聞いている音楽にも通じるものがあり、
そこにドラムの音を溶け込ませることを心から楽しみました。
バンマス平岡さんのアレンジも素晴らしい!

●2月15日「神奈川・ステパノ学園「海の見えるホール」」

初めて訪れたステパノ学園のホール。
ステージの後が全面ガラス張りで、一面の茅ヶ崎の海を見ながら、
素敵な昼のひと時を過ごしていただけたと思います。

『NORIKO』
NORIKO(Vo)、小川銀士(Sax)、酒井雅仁(G)、西池達也(P,Key)、やぢまゆうじ(B)、平井景(Drs)

●3月8日「調布 GINZ」

いわば“ギンズ・ファミリー”の皆さんとの久々の共演。
温かく盛り上ったライブでした。
NORIKOさんのレパートリーは幅広く、Jazzyなものから
R&B〜Soul〜AOR〜Funkまで、カバーもオリジナルも名曲揃いで、
ドラム叩くのもほんとに楽しい。最高でした。

あ。。NORIKOさんからのリクエストにお応えして、
ピアニカも吹かせてもらいました。
感動的な歌とピアノに寄り添っていると、
少し音を出すだけでも気持ち良いものですね。



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これから、ますます大事に音を出していけるよう
精進していきたいと思います。

全国の皆さんにお会いできるのを楽しみにしております。

どうぞ宜しくお願い致します。


ドラマー平井景より


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